心理セラピスト たなだ かつひこ 公式ブログ

現役の心理セラピストが、心も身体もともに健康で幸せになるための情報をお伝えいたします。

ebook『心理セラピストに頼らなくても自分一人で悩みの原因を正しく特定できるセルフセラピーガイドブック(トラウマ自己診断チェックリスト付き)』(PDF264ページ)を無料プレゼントいたします。

震災(災害)時のトラウマケアについて

Uncategorized Jan 02, 2024

 

こんにちは、棚田です。

 

このたびの震災により被害を受けた皆様には

心よりお見舞い申し上げるとともに

犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し

深くお悔みを申しあげます。

 

この記事では

「震災(災害)時のトラウマケア」について書くことにします。

 

もしあなたの身の回りに

震災後の症状で困っている人がいたら、

この記事のことを教えてあげて下さい。

 

ショッキングな出来事を経験したことが元で

心に傷を負うことを、トラウマ(心的外傷)と言います。

典型的なトラウマ体験には、

自然災害、虐待、戦争、犯罪、事故、いじめ、レイプ、DV(ドメスティックバイオレンス)

などがあります。

 

トラウマ体験をしたことが原因となって

後に心に異常な症状が引き起こされる事を

PTSD(心的外傷後ストレス障害)と言います。

 

典型的なPTSDの症状には

「再体験」「回避、引きこもり」「過覚醒」のつがあります。

 

【再体験】

・辛い体験の場面を繰り返し思い出す。夢に見る(フラッシュバック)

・トラウマ体験を連想させるものに接すると、気持ちや身体が反応する


【回避、ひきこもり】

・トラウマ体験に関係した状況や場所、人物などを避ける

・トラウマ体験にまつわる内容について話したり、考えたり、感じることを避ける

・喜怒哀楽がなくなり、感覚がマヒする

・物事に関心がなくなり、興味が涌かなくなる

・周囲の人から孤立し、ひきこもる


【過覚醒】

・常に危険を警戒してビクビクしている。驚きやすくなる

・イライラ、ピリピリしている。キレやすくなる

・集中力や注意力が低下する

・眠れなくなる。眠ってもすぐに目が覚める

※詳しくは、『精神障害の診断と統計の手引き』DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)を参照して下さい。

 

トラウマ体験を経験した直後に

PTSDと同様の症状が数時間からヶ月未満持続する一過性の障害を

ASD(Acute Stress Disorders:急性ストレス障害)と言います。

 

ASD(急性ストレス障害)とPTSD(心的外傷後ストレス障害)との違いは

症状が現れる期間の違いです。

すなわち

...

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戦いを終わらせる

Uncategorized Aug 06, 2023

 

 

こんにちは、たなだです。

 


あなたは何と戦っていますか?

 


仕事?

 


育児?

 


ダイエット?

 


貧困?

 


パートナー?

 


親?

 


あなたに危害を加える誰か?

 


病気?

 


裁判?

 


政治?

 


社会?

 

・・・・・・・・・等など。

 


不幸な人(人生がうまく行かない人)に共通するのは、彼/彼女等は、常に何かと戦っていることです。

 


または、戦いを恐れて常に何かから逃げ回っています。

 


常に戦っている人は、生まれて此の方、リラックスして安心していられる自分の居場所や時間というものを経験したことがありません。

 


常に戦っている人は、いつもイライラして何かに対して怒っているか、あるいは、いつも不安や恐れを感じて身構えているか、そのどちらか、または両方です。

 


常に戦っている人のSNSに目を通すと、いつも他人や組織、社会に対する批判や不平不満の弁で満たされていて、怒りと恐れが入り混じった攻撃的な排除のエネルギーを発しています。

 


常に戦っている人の身体症状の特徴は、背中には慢性的な痛み(肩甲骨周りの背部痛)を抱えていることです。

 


(中略)

 


彼/彼女等が常に戦い続けなければならないのは(戦いを止められないのは)、戦うべき問題や敵が次から次へと止むことなく出現するからではありません。

 


その本当の理由は、彼/彼女等の中に存在します。

 


彼/彼女等が常に戦わなければならない本当の理由は、「世界は“敵と味方(加害者と被害者/良い人と悪い人/正しい人と間違った人)”から成り立っている」という世界をつに分断して捉える歪曲した認知のフィルター(ビリーフ)を心の中に持っているからです。

 


「生きることは戦うことである」というビリーフを持っています。

 


「生きることは戦うことである」というビリーフが、彼/彼女等に常に脅威の存在を感じさせ、ファイティングポーズ(戦いの姿勢)をとらせます。

 


ファイティングポーズをとる者は、...

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天国と地獄

Uncategorized Aug 06, 2023

 

 

こんにちは、棚田です。

 

 

まずは、「天国と地獄」というタイトルのお話から。

 

 

 【天国と地獄】

昔々、ある男が神様に会いに行き、「天国と地獄は、どういうところなのか?」とたずねた。

 

すると、神様は、「お前に見せてやろう」と、男を天国と地獄に連れて行ってくれた。

 

まず、男は神様に連れられて、地獄の世界へとやって来た。

 

地獄のテーブルの上には、美味しそうなご馳走がたくさん並べられていた。

 

ところが、地獄の住人たちはガリガリにやせ細っていた。

 

なぜならば、テーブルの上に並んだご馳走を食べることができなかったからである。

 

よく見ると、地獄の住人たちが持っているのは、柄の長さがメートルはあろうかという、とても長いスプーンだった。

 

それは一人一人の片方の腕にくくりつけられていた。

 

そして、もう片方の腕は椅子に縛られていた。

 

だから、テーブルにたくさん並べられたご馳走を目の前にして、少しも食物を口にすることができなかったのである。

 

地獄の住人たちは、我先にと互いを押しのけ合ったり、ののしり合ったりしながら、飢えで気が狂いそうになっていた。

 

次に、男は天国の世界へとやって来た。

 

すると、地獄のときと全く同じように、天国の住人たちの目の前のテーブルにはたくさんのご馳走が並べられ、片方の腕には長い柄のスプーンがくくり付けられ、もう片方の腕は椅子に縛り付けられていた。

 

にもかかわらず、人々は、十分に食べ、互いに談笑し合い、楽しく過ごしていた。

 

よく見ると、天国の住人たちは、自分の片方の腕にくくり付けられた長い柄のスプーンを使って、近くにいる者同士が互いにご馳走を食べさせ合っていたのだった。 

 

 

蛇足ながら、解説を加えると、他者の存在や環境の違いが天国と地獄との違いを作り出しているのではありません。

 


天国と地獄とで、それらに違いはありません。

 


では、両者の違いを作り出しているものは何なのか?

 


それは、...

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反戦運動ではなく平和運動を!

Uncategorized Aug 06, 2023


こんにちは、棚田です。

 

『私は反戦運動などには参加しません。

ですが、平和活動には喜んで参加します』

マザー・テレサ 

 

 

平和運動をしている人たちの行動の動機は、

平和を願う心にあります。

心の中で思い描く理想の平和な世の中を

実現するために活動しています。

 

 

一方、

反戦運動をしている人たちの行動の動機は、

特定の人物や国家に向けられた怒りや憎しみの感情にあります。

そうした怒りや憎しみの感情こそが

世界中で戦争の始まりや報復の連鎖が起きる原因と

なっていることには気が付いていません。

 

 

『思考は現実化する』とは、

「頭の中で思い描いているイメージが現実となって現れる」

という心の法則です。

 

 

反戦家たちは心の中で人々が戦う状況を思い描き、

それを止めさせるための活動をしています。

その結果、皮肉にも、

反戦活動が戦争の原因となってしまうという

とても悲しいことが起きています。

 

 

前置きが長くなりましたが、

今回は戦争について書きたかった訳ではなく、

マザー・テレサを見習って、

『心理セラピーの世界においても

反戦運動ではなく平和運動を!』

ということが言いたかったのです。

 

 

心理学には、“毒親”という言葉があり

さまざまな悩みや病気、不幸の原因として両親を加害者に

仕立て上げるという風潮が流行しています。

 

 

毒親、機能不全家族、母(父)原病、モラハラ夫(妻)、共依存

といった心理学用語や精神医学用語も同様です。

 

 

そうした言葉を口にしたとき、

あなたが心の中で思い描くイメージは

どのようなものですか?

 

 

心の中に「平和で癒されるイメージ」をもたらさない言葉は、

真の意味で悩みや問題の解決に役立つことはありません。

 

 

ましてや、

「親や家族に対する怒りや悲しみ、不安、孤独感等を増長する言葉」

「『私は被害者である』という立場を強化する言葉」

は百害あって一利なしです。

 

 

確実にあなたを癒しや幸福から遠ざけるでしょう。

...

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お母さんはお父さんをとても愛していたのよ

Uncategorized Aug 04, 2023


こんにちは、棚田です。

 

 

才の不登校の女の子が母親と一緒に連れて来られたときのことです。

 

 

(セラピスト)

「お母さん、娘さんの悲しそうな目を見て下さい。

彼女の魂の叫び声が聞こえますか?

彼女の目は何歳の子どもの目をしていますか?

おそらく、、歳でしょう。

その頃に何がありましたか?」

 

 

(母親)

「娘が歳の時に夫と離婚しました。」

 

 

女の子は泣き始めました。

 

 

(セラピスト)

「離婚の原因は?」

 

 

(母親)

「夫の浮気です。」

 

 

(セラピスト)

「娘さんは、お父さんとお母さんが離婚したことが悲しいのでしょう。

お父さんと会えなくなったことが寂しいのだと思いますよ。」

 

 

母親は黙っています。

 

 

(セラピスト)

「お母さん、娘さんの気持ちを想像してみてください。

娘さんは、お母さんの前でお父さんの話をしたり、

お父さんに対する気持ちを表現するのがとても怖いんです。」

 

 

女の子の方を見ると、泣きながら頷いています。

 

 

(セラピスト)

「お母さん、娘さんの目を見て、こう言ってあげて下さい。

『お母さんはお父さんをとても愛していたのよ。

だから、あなたが生まれたのよ。』」

 

 

(母親)

「お母さんはお父さんをとても愛していたのよ。

だから、あなたが生まれたのよ。」

 

 

(セラピスト)

「もう一度、もっとゆっくりと、もっと愛情を込めて、娘さんの魂に届くように。」

 

 

(母親)

「お母さんはお父さんをとても愛していたのよ。」

 

 

(セラピスト)

「まだ硬いですね。

お母さん、言うときに自分の中に抵抗があるのがわかりますか?

別れた元旦那さんへの怒りです。

でもそれは娘さんには何の関係もないことです。

娘さんはお母さんの怒りを察知して、お母さんの前でお父さんの話ができないんです。」

 

 

(セラピスト)

「かつて、娘さんの父親を深く愛していた時のことを思い出してください。

...

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なぜ同じ失敗を繰り返すのか?

Uncategorized Apr 01, 2023

 

 

こんにちは、棚田です。

 

私たちの人生において、なぜ同じ悩みや問題、病気等が長々と続いたり、何度も何度も繰り返し起きたりするのでしょうか?

 

たとえば、うつ病の再発率は、うつ病を初めて発症した人で50%、発症が度目の人で75%、発症が度目以上だと90%というデータがあります。

 

どうしてこんなにもうつ病の再発率は高いのでしょうか?

 

たとえ悩みや問題、病気等の表面的な症状(痛みや苦しみ)を対症療法で取り除くことができたとしても、それら問題の症状を作り出している根本の原因が取り除かれない限りは、何度でも、何度でも、再び同じ問題が繰り返されるのです。

 

もし、あなたが病気の症状を薬で抑えることに成功したとしても、病気を作り出した思考様式があなたの中にそのまま残っているならば、その思考様式は再び同じ病気を作り出すでしょう。

 

最低なモラハラ夫やDVをはたらく酷い恋人と別れたとしても、「男は自分勝手で女を大切にしない」「女はそれを我慢するのが当然」という代々その家に伝わる暗黙のルールが変わらなければ、再び不幸な結婚と離婚が繰り返されるでしょう。

 

いじめっ子や犯罪者に制裁を加えたとしても、いじめや犯罪を産み出した構造的な原因がクラスや社会の中にそのまま残っているならば、そのシステムは同じ過ちを繰り返すでしょう。

 

4/29(祝)に、【「結果重視」の心理学】『ビリーフチェンジライブカウンセリングセミナー(Zoom開催)』を開催します。

 

ビリーフチェンジは、問題の根本解決を目指す唯一の心理学です。

 

【「結果重視」の心理学】

『ビリーフチェンジライブカウンセリングセミナー(Zoom開催)』

(日時)4/29(祝) 13時30分18時

詳細とお申し込みはこちらからお願いします。

https://www.tanada-katsuhiko.com/offers/BDCKQMVE

 

【セミナー概要】

オンライン(Zoom)で開催する【「結果重視」の心理学】「ビリーフチェンジライブカウンセリングセミナー」です。

 

参加者の中から希望者を募り、...

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疲れやすい体質のあなたへ

Uncategorized Jul 04, 2022

 

 

「とにかく結果がすべて!」の

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こんにちは、たなだです。

 

 

「人間関係が苦手」

「人が怖い(対人恐怖)」

といった悩みを抱える人たちに共通するのは

 

 

他人は私を傷付ける(攻撃する)

他人は私の(幸せや成功、やりたい事などの)邪魔をする

といったリミッティング・ビリーフ(悪魔のプログラム)を持っていることです。

 

 

だから、人と会うたびに、

「この人は私を傷付け(怒り)はしないか?」

「この人には心の許しても大丈夫か?」

「この人は良い人か悪い人か?」

「この人は敵か味方か?」

といったことばかり気にしています。

 

 

だから、

大した仕事をしていなくても

一日が終わるころにはグッタリと疲れています。

 

 

疲れやすいのは、決して老化が原因ではないですよ。

 

 

常に心の中で「怖いこと」や「悪いこと」が

起きるところばかり想像して緊張しているので、

いつも身体に力が入って無駄なエネルギーを浪費しているために

疲れやすい体質になっているのです。

 

 

 

【体験談】「ビリーフチェンジ完全マスターコース」

 

心理セラピスト野崎めぐみさん

 

現在は心理セラピストで活動しています。

 

仕事での悩みとか、また、対人関係で悩んでいました。

 

仕事柄、人前に立つことが結構多かったんですけど、人前に立った時にすごく緊張して震えてしまったりとか、あの緊張している自分が恥ずかしくて余計に緊張するっていうのがあったことと、やっぱり対人関係は、人とうまく繋がらなかったりとか、いつも一人で孤独を感じていたりしました。

 

ビリーフチェンジを学んで、...

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自分の生きづらさに自分で気が付いていないと・・・

Uncategorized Jun 27, 2022

 

 

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こんにちは、たなだです。

 

 

 

あなたが生きづらさを抱えているにもかかわらず

そのことにあなた自身が気が付いていないと・・・・・

 

 

 

どうなるかわかりますか?

 

 

 

あなたの生きづらさにあなた自身が気が付いていないと

その影響は

あなたのことをもっとも愛していて


もっとも弱い立場にある人に現れます。

 

 

 

たとえば、

お父さんやお母さんが

生きづらさを抱えているにもかかわらず

 

 

 

自分の生きづらさに気が付いていなかったり

あるいは、

自分の生きづらさを我慢し続けていると

 

 

 

そうしたお父さん、お母さんの生きづらさの影響は

その子どもたちに現れます。

 

 

 

ビリーフチェンジのカウンセリングで

子どもに現れるさまざまなメンタルの症状

たとえば、

「不登校」「チック症状」「小児喘息」・・・等の

改善をこころみる際

 

 

 

悩みの症状を持っている子ども自身ではなく、

ご両親のどちらか一方、

または両方にカウンセリングを提供するのは

そうした理由からです。

 

 

 

【体験談】「ビリーフチェンジ完全マスターコース」

 

心理セラピスト江上ユキさん

 

生きづらさを抱えていたんですけれども、自分が生きづらいことにも気づいていませんでした。

 

その生きづらさは、子供の不登校という形で現れました。

 

私は子供が人いるんですけども、次女が小2から年間、...

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人に頼ったり、任せたりが苦手な人、多いんじゃないかな?

Uncategorized Jun 23, 2022

 

 

 

こんにちは、たなだです。

 

 

 

「そんなこと言ってもいいのは、赤ちゃんだけよ」

 

「お姉ちゃんだから、もう自分のことは自分でできるわよね」

 

「お母さんは今、忙しいの。何度も同じことを言わせないで」

 

「あら、これ全部自分一人でやったの? すごいわね!」

 

「あなたは手がかからないから、お母さん、とっても助かるわ!」

 

「学校でテスト一番だったの!よかったね!!」

 

・・・・・等など。

 

 

 

子どもの頃に、母親との間でこんな感じのやり取りばかりが繰り返されると、責任感が強く、しっかりもので、優等生タイプの人間が育ちます。

 

大人になってからは、仕事ができて、周囲からも信頼され、優秀な人物だとみなされることが多いでしょう。

 

 

 

しかし、その一方で、いつしか自分の欲求をがまんして、後回しするのが当たり前になっている自分がそこにいます。

 

気が付くと、自分の正直な気持ちや弱音を人に伝えることや、人に甘えたり、頼ったり、任せたりができなくなっています。

 

 

 

人から頼られたり、お願いをされることには慣れているけれども、逆に、自分が人に頼ったり、助けを求めることが、どういうわけかできません。

 

仕事ができて、人から信頼される人間であるのは良いことですが、何をするにも、いつも一人で頑張らなくてはならないのは、ちょっと寂しいことです。

 

とりわけ、どんなに仕事で認められたとしても、人に頼ったり、甘えたりするのが苦手だと、恋愛や結婚でうまくいかなくなることが多いので、その点も今のあなたが満たされた人生を送っていない理由の一つかもしれません。

 

 

 【体験談】「ビリーフチェンジ完全マスターコース」

 

心理セラピスト内藤愛美さん

 

私は大学を卒業後、ずっと会社員だったんですけれども、ビリーフがすごく強かったので、誰かに頼ったり、任せたりっていうのは本当に苦手で、仕事自体は恵まれていたと思うんですけど、...

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私が「自分のために生きるのに飽きた」という話

Uncategorized Jun 21, 2022

 

 

 

こんにちは、たなだです。

 

これから話すのは、今から17、8年程前、私がまだ30代だった頃のお話です。

 

当時の私は、27歳で国内の電力会社を退職したのを皮切りに、さまざまな業界のさまざまな会社を渡り歩いて転職を繰り返していました。

 

その頃の私は、そのときどきでどうしてもやりたい仕事があり、「あの仕事、面白そう!」「あの仕事がやってみたい!」と一度思い始めたら、今、務めている会社の今、やっている仕事を我慢して続けられない性格でした。

 

そして、新しくやりたい仕事が見つかるたびに、既存の業界の既存の会社を辞めて、新しい業界の新しい会社を求めて転職を繰り返していました。

 

しかし、そんな私にも30代半ばに転機が訪れました。

 

なんと、「これ以上、何もやりたいことがない!」という心境になってしまったのです。

 

30代の頃、一番最後にまともに働いたのは欧州系の投資銀行で、そこはヘッドハントされて入社した会社です。

 

その会社では金融工学の専門家として雇われ、デリバティブズのトレーダー兼ストラクチャラーとして働いていました。

 

ヘッドハントされて入社したこともあり、その会社では、「会長や社長じゃない立場の地球上で働く雇われサラリーマンがもらえる年収は、おそらくこれ位の金額が限界だろう」というほどの一人ではとうてい使いきれない額の年俸をいただきました。

 

その結果、元々、それほど物欲がない私は、常に厳しいノルマを要求される投資銀行の仕事に対して、経済的な理由を目的に働く意欲を保ち続けることができなくなっていました。

 

ちなみに、話しが前後しますが、ヘッドハントされて転職する前にデリバティブズのクオンツアナリストととして働いていた米系の投資銀行では、金融オプションの価格付け理論でノーベル経済学賞を受賞した当時ハーバード大学教授のロバート・マートン氏と同じ部署で働く機会にも恵まれ、その職場では知的欲求を十二分に満たすことができました。

 

仕事で知的好奇心を満たすことができた。

 

仕事で経済的にも裕福になれた。

 

その結果、私がどうなったのか?

 

「これ以上...

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