震災(災害)時のトラウマケアについて

Uncategorized Jan 02, 2024

 

こんにちは、棚田です。

 

このたびの震災により被害を受けた皆様には

心よりお見舞い申し上げるとともに

犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し

深くお悔みを申しあげます。

 

この記事では

「震災(災害)時のトラウマケア」について書くことにします。

 

もしあなたの身の回りに

震災後の症状で困っている人がいたら、

この記事のことを教えてあげて下さい。

 

ショッキングな出来事を経験したことが元で

心に傷を負うことを、トラウマ(心的外傷)と言います。

典型的なトラウマ体験には、

自然災害、虐待、戦争、犯罪、事故、いじめ、レイプ、DV(ドメスティックバイオレンス)

などがあります。

 

トラウマ体験をしたことが原因となって

後に心に異常な症状が引き起こされる事を

PTSD(心的外傷後ストレス障害)と言います。

 

典型的なPTSDの症状には

「再体験」「回避、引きこもり」「過覚醒」の3つがあります。

 

【再体験】

・ 辛い体験の場面を繰り返し思い出す。夢に見る(フラッシュバック)

・ トラウマ体験を連想させるものに接すると、気持ちや身体が反応する


【回避、ひきこもり】

・ トラウマ体験に関係した状況や場所、人物などを避ける

・ トラウマ体験にまつわる内容について話したり、考えたり、感じることを避ける

・ 喜怒哀楽がなくなり、感覚がマヒする

・ 物事に関心がなくなり、興味が涌かなくなる

・ 周囲の人から孤立し、ひきこもる


【過覚醒】

・ 常に危険を警戒してビクビクしている。驚きやすくなる

・ イライラ、ピリピリしている。キレやすくなる

・ 集中力や注意力が低下する

・ 眠れなくなる。眠ってもすぐに目が覚める

※ 詳しくは、『精神障害の診断と統計の手引き』 DSM(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)を参照して下さい。

 

トラウマ体験を経験した直後に

PTSDと同様の症状が数時間から1ヶ月未満持続する一過性の障害を

ASD(Acute Stress Disorders:急性ストレス障害)と言います。

 

ASD(急性ストレス障害)とPTSD(心的外傷後ストレス障害)との違いは

症状が現れる期間の違いです。

すなわち

症状が1ヶ月以内のものをASDと呼び

症状が1ヶ月以上経っても消えないものをPTSDと呼びます。

 

今回の地震で

直接被災しているわけではないのに

症状は比較的軽いものの

ASDの症状を経験されている方が

いらっしゃるかと思います。

 

具体的には


・ イライラ、不安、

・ 普通に生活ができていることや楽しむことへの罪悪感

・ 地震がないのに、まだ揺れている感じがする

・ エレベーターや電車、タクシーなどの閉鎖空間が恐い

・ 眠れない、眠りが浅い、すぐに目が覚める

・ アルコールの摂取量が増える

・ 食べる量が減った、増えた。刺激物(脂っこい、辛い、甘い)を多く食べる

・ 肩こりや頭痛、全身の疲労感

・ 下痢や便秘

・ 発熱

といった症状を訴える方が多くなる可能性があります。

これらはASD(急性ストレス障害)の反応です。

 

あれだけの大きな震災が起きたわけですから

直接被災はしなかったにせよ

普通の健康な心と身体を持った人であれば

心や身体に何らかの症状が出るのは

当然と言えば、当然のことかもしれません。

 

健康な心と身体が正常に機能をしているからこそ

あれだけ異常な出来事に対して

急性のストレス反応を呈するわけです。

 

決して

「私は変になってしまったのだろうか?」

などとは考えないようにして下さい。

そう考えるのは間違いです。

 

異常なのは、あなたの心でも身体でもなく

起こった出来事が異常なだけです。

 

とはいえ

ASD(急性ストレス障害)を早めにケアをすることによって

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の予防が

可能になることも事実ですから

症状が気になる方は

もう少し状況が落ち着いてからの方が良いですが

がまんをし続けるより病院に行かれることをお勧めします。

 

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次に

「子どもの症状とケア」

について書きます。

 

基本的な理解は

大人の場合と同じです。

 

つまり

身の安全を脅かされるような

トラウマ体験をすると

大人も子どもも心理的な問題や

不適応を起こします。

 

ただし

子どもが大人の場合と違うのは

子どもは大人のようには

状況を理性的には理解できないし

自分の考えや気持ちを

言葉に表現して伝えることができないので

そこは周囲の大人が子どもの変化に

気付いてあげる必要がある点です。

 

「周りの大人が子どもの変化に気づいてあげる」

というのが最も重要な点です。

 

以前に東日本大震災を経験した際

当時、私の3歳の娘は

震災を経験する前は工事現場で

クレーンやブルドーザーなどの工事車両

を見るのが大好きだったのですが

震災のニュース番組で東北地方が

ガレキの山になっている様子を繰り返し見てからは

工事現場の近くを通るのを嫌がるようになりました。

 

それ以来

娘には震災のテレビ番組を

見せないようにしました。

 

当時、3歳だった娘は

震災のニュース番組を見ても

内容は理解できなかったとは思いますが

ニュースキャスターの声の調子や顔の表情、

番組全体が醸し出す雰囲気などから

ただならぬ緊迫感を感じ取って

不安になっていたのだと想像できます。

 

また

親の心理状態(不安、緊張、混乱など)も

子どもの心理状態に強く影響を与えます。

 

私自身も震災のニュース番組を見ているときや

地震速報の情報に聞き入っているときに

ふと気がつくと息が止待っていることがあります。

「息を止める」ということは

自分でも気づかないうちに

不安(恐怖)を我慢しているということです。

 

子どもに見られるASD(急性ストレス障害)や

PTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状としては

・ トラウマ体験を遊びの中や夢の中で再現する(地震ごっこ)

・ トラウマ体験(地震)について繰り返し話す

・ トラウマ体験(地震)に関係する話を非常に嫌がる

・ 登園、登校を嫌がり、親にまとわり付く(分離不安)

・ 赤ちゃん返りをする(指しゃぶり、爪噛み)

・ 自分一人でできることでも親に甘えてやってもらいたがる

・ おねしょをする  

・ ひとりでトイレに行けなくなる 

・ ひとりで寝れなくなる 

・ 夜泣きをする  

・ 暗所を恐がる 

・ 集中力がなくなり、注意力が散漫になる

・ 小さな物音にも驚きやすくなる

・ 興奮しやすくなる

・ イライラする

・ 不安、落ち着かない

・ 下痢/便秘をする 

・ 不眠

・ 無気力になる

・ 食欲がなくなる  

・ 食べ過ぎる  

・ どもったり、目をパチパチする(チック症状)

・ 目や皮膚のかゆみを訴える

・ ゼーゼーする

・・・等があります。

 

こうした症状は

数日から数週間程度で

消失することが多いようですが

ときには1ヶ月以上続いたり

あるいは、数ヶ月以上経ってから現れたりと

長期にわたる場合もあります。

 

周囲の大人に心がけて欲しいことは

子どもに現れた上記のような症状を

異常なものとは捉えずに

むしろ

子どもが非常に辛い(恐い)体験を

経験した後に示す自然な反応として

子どもの状態や気持ちを

しっかりと受け入れてあげることです。

 

・ できるだけ子どもと一緒に過ごす

・ 子どもの考えや気持ちを聞いて受け入れる

・ 子どもをハグする(スキンシップ)

といった関わりを通して

子どもに安心感を与えてあげて下さい。

 

子どもが地震のときの出来事について

話しをしたときには

「恐かったね。もう大丈夫だよ」と言って

しばらくの時間、子どもを両手で抱きしめて

あげて下さい(抱っこギューッ)。

 

子どもは自分の気持ちが

周りの大人(親)に受け入れられると

辛かった出来事を過去の記憶として

心的にも身体的にも処理をすることが

可能になります。

 

お母さん、お父さんの「抱っこギューッ」で

子どものPTSD(ASD)を防げるのです。

 

注意点として

トラウマ体験について

子どもに無理に話させようとすることは

絶対に避けてください。

 

無理に話させようとするのではなく

子どもが恐かったときの出来事や

そのときに経験した気持ちについて

話しをしやすい環境を整えてあげることが重要です。

 

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次は

「大人のセルフケア」

についてです。

 

大人の場合

直接被災された方はもちろんのことですが

そうでない方も

知らず知らずのうちに影響を受けて

体調を崩すことがあります。

 

特に

小さい子どもさんをお持ちの親御さんや

今回の震災に関係して現地で活動されている方々は

つい自分自身のケアを忘れて

人を助けたり守ったりすることを没頭しがちなので

注意が必要です。

 

「私は直接被災していないので、大丈夫!」

と思っている方も気をつけてください。

 

災害を直接経験していなくとも、

テレビで災害の映像を見たりすることで

ストレス反応が引き起こされることがあります。

 

また

今回の震災で直接的な被害を受けなかった人の多くが

たとえ無意識であったとしても

無力感や罪悪感を感じているようです。

こうした無力感や罪悪感も度が過ぎると

やはり心理的なストレスとなって

精神的にも身体的にも悪い影響を与えます。

 

大きな自然災害や事故などといったトラウマを経験した人は

その最中や後にさまざまなストレス反応を経験します。

 

前に

典型的なPTSD(ASD)の症状には、

「再体験」「回避、引きこもり」「過覚醒」

の3つがあると書きました。

 

その他にも

トラウマ体験によって引き起こされるストレス反応には、

以下のような一見するとポジティブなものもあります。

 

・ 決断力が増す

・ 信念(信じ抜く力)が増す

・ 行動力が増す

・ 勇敢になる

・ 気力が充実し、やりがいが増す

・ 感覚が研ぎ澄まされる

 

今回の震災に関係して

現地で活動されている方々を支えているのは

こうしたポジティブな心境の変化によるものです。

 

自分の家族や大切な人を守るために

勇気と行動力を発揮されている方々も

たくさんいらっしゃると思います。

 

ここで知っておいて欲しいのは

たとえポジティブな変化であったとしても

トラウマ体験に対するストレス反応

であることに変わりはなく

特に今回の震災のように

今後、長期にわたって

がんばらなければならない状況が続く場合

しばらく経ってから

「もうこれ以上がんばれない」

という状況になってしまったり(燃え尽き)

新たにネガティブなストレス反応が

現れ始める可能性があるということです。

 

特に

医療関係者や警察、消防士、自衛隊、震災ボランティア、

心理カウンセラーやセラピスト等

人を助ける仕事に従事されている方々は要注意です。

 

大人の場合

子どもや老人、病人、障がい者など、

自分より弱い立場にある人の状態を

見逃さないように気を遣いながら

なおかつ

元の生活への回復、維持の努力をする

といった対応が

長期間にわたって求められます。

 

こうした場合に大切になるのが、

「自分自身のセルフケア」です。

 

【自分自身のセルフケア】

・ 自分で自分の限界を知り、長期にわたって限界を超えてがんばり続けないように、自分で自分をコントロールする
   
・ 一人でがんばらない。家族や信頼できる仲間と協力する
   


現在の状況で、

今すぐ、がんばりを止めるわけには

いかないことも事実です。

 

長期にわたってがんばりを

続けなければならない状況においては

自分で自分のがんばり加減をコントロールしながら

ときには気分転換をしたり

休養を取ることも必要ですし

家族や信頼できる人たちと自分の体験や気持ちを共有して

過度にストレスを溜め込まないようにすることが必要です。

それでも、どうしても辛くなってしまった場合には

心や身体の専門家に相談して下さい。

 

自分自身のセルフケアを行なうための方法として

「グラウンディング」と呼ばれる

「興奮している心に平静を取り戻すための簡単なワーク」

を紹介します。

 

【グラウンディング解説】

俗にトラウマ体験と呼ばれるような非常に恐ろしい体験をすると

後になってその体験に圧倒されるような感情を繰り返し感じたり

恐い体験をしたときの場面が繰り返し思い出されることがあります。

こうしたトラウマ体験後に現れるストレス反応を軽減するために

「グラウンディング」と呼ばれる心理テクニックが役に立ちます。

 

【グラウンディングのやり方】

①一人でリラックスできる場所を見つけて

楽な姿勢でイスに腰掛けます。

背もたれに軽く身体を預けます。

両足の裏を地面にしっかりとつけて

ひざ頭は握りこぶし一つ分くらい開きます。

手のひらを上に向けて、腿の上に軽く置きます。

口をポカンと開けて、あごの力を緩めます。

どこか身体の中で緊張している部位が

ないかチェックします。

もし緊張している部位を見つけたら、

その部位に一度ギュッと力を入れてから

フッと緩めると力が抜けます。

 

②ゆっくりと、深く、大きく、3回深呼吸をします。

3回の深呼吸を終えたら

楽なペースの普通の呼吸に戻します。

 

③周囲を見渡して

目に見えるもので嫌な気持ちにならないものを3つ選び

言葉にしながら順々に描写します。

たとえば

「(机を見ながら、)私は机が見えます」

「(壁を見ながら、)私は壁が見えます」

「(窓ガラスを見ながら、)私は窓ガラスが見えます」

ゆっくりとした落ち着いたペースで

一つ一つ順番にやるのがコツです。

 

④次は耳を澄まして

耳に聞こえる音で嫌な気持ちにならないものを3つ選び

言葉にしながら順々に描写します。

たとえば、

「(車の音を聞きながら、)私は車の走る音が聞こえます」

「(エアコンの音を聞きながら、)私はエアコンの風の音が聞こえます」

「(自分の呼吸の音を聞きながら、)私は自分の呼吸の音が聞こえます」

 

⑤最後は身体の感覚に意識を向け

身体に感じる感覚で嫌な気持ちにならないものを3つ選び

言葉にしながら順々に描写します。

たとえば、

「(背中にイスを感じながら、)私は背中にイスの背もたれを感じます」

「(足裏に床を感じながら、)私は足裏に床を感じます」

「(頬にエアコンの風を感じながら、)私は頬にエアコンの暖かい風を感じます」

 

⑥今度は③と同様のやり方で

目に見えるもので嫌な気持ちにならないものを2つ選んで描写します。

 

⑦④と同様のやり方で

耳に聞こえるもので嫌な気持ちにならないものを2つ選んで描写します。

 

⑧⑤と同様のやり方で

身体に感じるもので嫌な気持ちにならないものを2つ選んで描写します。

 

⑨③と同様のやり方で

目に見えるもので嫌な気持ちにならないものを1つ選んで描写します。

 

⑩④と同様のやり方で

耳に聞こえるもので嫌な気持ちにならないものを1つ選んで描写します。

 

⑪⑤と同様のやり方で

身体に感じるもので嫌な気持ちにならないものを1つ選んで描写します。

 

⑫自分のペースで深呼吸を数回繰り返し

ゆっくりと部屋に意識を戻します


(「グラウンディングのやり方」ここまで)

 

 

このグラウンディング・テクニックには

「今、ここ」の現実にコンタクトをする(意識を向ける)ことで

「我を取り戻す」働きと

順々に五感の感覚に意識を集中させることで

軽いトランス状態を誘発する効果があります

(トランスにはリラックス効果があることが

知られています)。

 

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次は

「解離症状」

についてです。

 

トラウマ体験から1ヶ月以上症状が続かないと

PTSDとは診断されません。

 

トラウマ体験による悲しみや苦しみを

受け止めきれずに

心が凍りついたように固まってしまうと

 

「辛いはずなのに、非痛感や不安、恐怖を感じない」

 

「無表情になる」

 

「ときどきボンヤリして上の空になる」

 

「現実の出来事がドラマのシーンや夢の中のことのように思える」

 

「怪我をしたのに痛みを感じない」

 

といった症状が現れることがあります。

 

これらを解離症状と言います。

 

【解離症状】

 ・ 自分の心が身体から離れてしまったような感覚

 ・ 現実感や感情が失われ、何事も実感が涌かなくなる

 ・ 麻痺した、孤立した、または感情反応がないという主観的感覚

 ・ 自分の周囲に対する注意の減弱(例:ぼうっとしている)

 ・ 現実感消失

 ・ 離人症

 ・ 解離性健忘(外傷の重要な側面の想起不能)

 

トラウマ体験の直後から

PTSDと同様の症状がみられる人のうち

解離症状を伴う場合には、

ASD(急性ストレス障害)と診断されます。

 

PTSDの発症が予期される状態です。

 

多くの場合

解離は一過性の症状として現れます。

 

すなわち

解離症状の後

トラウマ体験からしばらく経つと

「悲しみを急に感じる」

「行動する気力を一気に失う」

等の症状が現れます。

 

解離症状は

周囲からは精神的に安定して見えるため

症状だとは気づかれずに

「あの人は大丈夫だ」

と誤解されやすくなります。

 

また

本人は感覚や感情が麻痺していて

判断力が鈍っているため

「危険な状態にならないよう、身の安全を確保する」

「精神面を安定させ、PTSDの発症を防ぐ」等

周囲が解離症状に気づいて

サポートをしてあげることが必要です。

 

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次は

「災害にともなう性格の変化」

についてです。

 

今回の震災のような

過酷なトラウマ体験を経験すると

そのショックで物の考え方が

極端なネガティブ思考に偏ってしまったり

「何を信じて、何を大切にする」といった

価値観がガラッと変化してしまったりと

その人の「性格」が変わってしまうことがあります。

 

その原因は

トラウマ体験を経験したことで

以前なら当たり前のように信じていた

「安全」「幸福」「愛情」「信頼」「友情」などが

まったく信じられないものに変わってしまうからです。

 

その結果

突然の性格の変化に

周囲の人間は当惑しますが

 

誰よりも一番ツラい思いをするのは

以前の自分との違いに苦しむ

性格が変わってしまった本人自身です。

 

トラウマ体験前と体験後では

以下のような性格の変化が

見られる場合があります。

 

(トラウマ体験前) 努力すれば夢は叶う
 ↓
(トラウマ体験後) 努力はするだけ無駄である

 

(前)防犯をしていれば安全
 ↓
(後)世の中は危険なところだ

 

(前)自分にはたくさんの仲間がいる
 ↓
(後)人間はいざとなったら独りぼっちだ。家族も友人も冷たい

 

(前)遊びに出かけるのが好き
 ↓
(後)家から出たくない

 

(前)誰だって話せばわかる
 ↓
(後)人を信用してはいけない。犯罪者が自分を狙っている

 

(前)これからの人生が楽しみ
 ↓
(後)将来に希望はない

 

こうした物の考え方や価値観の変化は

「再体験」や「回避、引きこもり」「過覚醒」「解離」

等の症状と同様に

トラウマ体験によって引き起こされた

ストレス反応の一つです。

 

しばらくして時間が経てば

自然と元に戻る場合が多々あります。

 


自然には元に戻らない場合も

適切なセラピー(カウンセリング)によって

改善することが可能です。

 

必要な場合には

専門家の力を借りるようにして下さい。

 

話を聞いてもらうだけでも

ずいぶんと楽になると思います。

 

棚田克彦

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