身体が弱い人、いつも病気がちな人

Uncategorized Jan 20, 2022

 

 

 

こんにちは、棚田です。

 

 

 

トラウマの影響は、

あなたの健康(病気)にも及びます。

 

 

 

まずは以下のの事例をご覧ください。

 

 

 

 【事例 その1】「トラウマと病気」

 

3人姉妹の末っ子のBさん(仮名:32歳)。

 

カウンセリングを始めて15分ほど経つと、子どもの頃に自分だけがいつも母親に批判されていると感じていたことや、姉妹の中で自分だけが結婚に失敗し、職業的な成功も得られず、母親を失望させてきたと感じていることを打ち明けてくれました。

 

Bさんの家庭には、Bさんがまだお母さんのお腹の中にいたときにとても悲しい出来事がありました。

 

もし今、生きていればBさんのお姉さんであるはずの3歳の次女が、食物アレルギーのアナフィラキシーショックのために一夜にして亡くなってしまったのです。

 

母親の悲しみは非常に深く、後に幼稚園児になったBさんに対して「お母さんは、本当はあなたを堕(お)ろしてしまいたかった」と語ったほどでした。

 

しかし、時期的に妊娠を中絶するには手遅れで、悲しみに沈む一家の中に望まれずしてBさんは生まれてきたのです。

 

次女の死にショックを受けて深く悲しんでいた母親は、Bさんを出産したときにうつ状態にありました。

 

そのため、長女や次女にしてあげたのと同じようなかかわりを小さいBちゃんにしてあげることが十分にできませんでした。

 

その結果、Bちゃんと母親との愛着関係が不安定になり、Bちゃんには反応性愛着障害の症状が見られるようになりました。

 

幼少期のBさんは、家族の中で「いつも自分だけが阻害されている」と感じていたそうです。

 

また、母親からの「お母さんは、本当はあなたを堕(お)ろしてしまいたかった」というメッセージは、

 

「あなたはこの世に存在してはいけない」

 

というビリーフを小さいBちゃんの心に深く刻み込みました。

 

その結果、成人したBさんは、重度のうつ病のために10年間以上にわたって精神科の通院と入退院を繰り返すようになったのです。

 

ただ、幸いなことに、Bさんの場合には、繰り返すうつ病の「本当の原因」が初回のセッションで明らかになったので、全7回のセッションでうつ病の症状を完全に克服することができました。

 

その後のBさんからの近況報告によると、一番最後にセッションを受けた日から約1年半たった現在、うつ病の症状は一切見られず、病院の医師からもお墨付きをもらって通院や服薬も一切していないそうです。

 

ある精神分析医は、「うつ病は母親との一体感を求める病気である」と主張します。

 

すなわち、抑うつ型のストーリーの支配下にある人は、幼少期に母親によって与えられた

 

「愛を与えてはいけない」

 

「愛を求めてはいけない」

 

「愛を受け取ってはいけない」

 

「欲しくない愛を拒否してはいけない」

 

「自分を愛してはいけない」

 

などの愛に関する5つのビリーフに従って生きており、慢性的な愛情飢餓状態に陥っているのです。 

 

 

【事例 その2】「トラウマと病気」

 

身体の痒(かゆ)み(慢性型のじんましん、アトピーの発作等)の中には心因性のものが存在します。

 

生育暦からみると、身体の痒みに苦しむ人の中には、幼少の頃から親子間の愛情関係に問題(たとえば、内心では親に甘えたいのに、素直にそれができないために生じる欲求不満)があり、それを解決できないまま、ことさら反抗的あるいは屈従的に振る舞っている人が多いと言われています。

 

そのため、人から支配されることや管理されることに対して敏感で、過剰に反応します(受動攻撃型のパーソナリティ)。

 

こうした性格や行動のパターンは成人した後も持ち越され、愛情の喪失に関連する出来事に遭遇した場合に、相手に対する怒りや敵意を表出できずに、それらを自分自身に向けるのです。

 

したがって、痒(かゆ)みとそれを実際に掻(か)く行為には象徴的な意味があり、痒みは親、あるいはそれに代わる者に対する抑圧された怒りに相当し、自分の身体を掻く行為は、自虐的に自分をいじめ、傷つける行為を表現しているものと考えられるのです(心理療法の世界では“反転行為”と呼ばれる)。 

 

 

 

このように、

はっきりした病理的変化をともなう身体の病気でも

とくにくり返し起こる場合や

慢性的な症状の場合には、

ストレスを受けやすい性格傾向や

子供の頃のトラウマ経験の有無等、

心理的な要因が重要な意味を持ちます。

 

 

 

近年、仕事のストレスのために

心臓病や過労で倒れるとか、

働きすぎてうつ病になるというような

ビジネスパーソンが増えています。

 

 

 

そういう人たちは、子どもの頃に、

 

「私は存在してはいけない」

 

「私は健康であってはいけない」

 

といったビリーフを持っていて、

 

「いざとなったら、私は自分で自分を

病気にしてしまおう(殺してしまおう)」

 

というストーリーを持っているから、

仕事のストレスが原因で

心臓病や過労で倒れるとか、

働きすぎでうつ病になったりするのです。

 

 

 

つまり、

「会社の仕事が忙しい」といったような

出来事は単なる引き金にしか過ぎず、

もともと持っていたビリーフに従って

自分で自分を病気にしたり、

自分の命を短くして、

ついには亡くなってしまうのです。

 

 

 

身体が弱い人、いつも病気がちな人は

トラウマの影響を疑ってみて下さい。

 

 

 

トラウマを解消して健康になる。

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棚田

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