もうやめよう! うまくいかない恋愛・結婚の繰り返し

Uncategorized Jan 18, 2022

 

 

 

こんにちは、棚田です。

 

 

 

未解決のトラウマを抱えている人は

「頭では幸福になりたいと思いながらも、幸福を避ける」

「不幸であることに安心(納得)して、不幸を求める」

という選択を生涯にわたって繰り返します。

 

 

 

その結果、

「がんばっても、がんばっても、うまく行かない」

「努力をすれば、するほど、努力が裏目に出る」

「自らの選択で、幸福を遠ざけて、不幸を引き寄せる」

という困難を人生で繰り返し経験します。

 

 

 

こうした問題を解決して幸せになるために、

一番確実で、一番近道な、唯一の方法は、

トラウマを解消することです。

 

 

 

トラウマとは、

「大きな精神的ショックや恐怖が原因で起きる心の傷。精神的外傷」

のことです。

 

 

 

あなたが経験したトラウマは、

あなたの無意識の心の中に記憶されています。

 

 

 

そして、

あなたが15歳までに経験したトラウマが、

あなたの人生を決定する

ことがわかっています。

 

 

 

つまり、

あなたが一生涯を通じて、

「仕事でどのようなパターンの成功と失敗を繰り返し経験するか?」

「恋愛・結婚でどのようなパターンを繰り返すか?」

「どのような病気を繰り返すか?」

「お金で苦労するか、しないか?」

そして、究極的には、

「どのような形で人生を終えるか?」

 

つまり、

とても信じがたいことですが、

あなた人生は15歳までに決まっているのです。

 

 

 

以下は、

トラウマが「恋愛・結婚」に与える影響の事例です。

 

 

 

【事例 その1】「恋愛・結婚」

 

A子さん(仮名:39歳、女性)は結婚を望んでいます。

 

ところが、結婚を前提にしたお付き合いをするところまではたどり着くものの、次第に2人の関係が深まってくると、自分の側の不用意な発言や行動がキッカケとなって相手の男性を怒らせてしまい、相手から嫌われて別れてしまうことを繰り返しています。

 

直近の恋愛で相手の男性から婚約を破棄されてしまったことから相談にみえられました。

 

カウンセリングによって明らかになったのは、A子さんの心の中に

 

「どうせ私は愛されない」

 

というビリーフ(無意識の思い込み、固定観念)が存在することでした。

 

その原因を探っていくと、A子さんがまだ小さい子どもの頃に、父親から「お父さんは本当は男の子が欲しかった」「お前が女の子とわかってガッカリした」と繰り返し聞かされていた記憶が出てきました。

 

A子さんの実家は石川県にあり、お父さんは後取りとしての長男がずっと欲しかったそうです。

 

また、大人になってからのことですが、お母さんからも「お母さんは全く知らない土地に本家の長男(お父さん)の嫁として嫁いで来て何としても男の子を産まないといけないというおじいちゃん、おばあちゃんや親戚一同からのプレッシャーで大変だった」といった話を聞かされたことも思い出しました。

 

A子さんの場合、「どうせ私は愛されない」というビリーフが原因となって、無意識のうちに人から拒絶・否定される振る舞いを繰り返していたわけですが、その大もとの原因は幼少期のお父さんとの関わりにありました。

 

お父さんからの「男の子が欲しかった」「女の子でガッカリした」というメッセージが原因となって、A子さんの無意識の心の中に「どうせ私は愛されない」というビリーフが作られました。

 

では、なぜ、(子どもの)A子さんは,父親からの「男の子が欲しかった」「女の子でガッカリした」のような否定的なメッセージを受け取ってしまったのでしょうか?

 

「ノー(怒)!」「嫌だ(怒)!」と拒否することはできなかったのでしょうか?

 

カウンセリングで年齢退行して子どもに戻ったA子さんからのその答えは、

 

「父親から愛されたかった」

 

「父親と一緒に居たかった」

 

「父親からの注目が欲しかった」

 

というものでした。

 

子どものA子さんにとって、父親から「男の子が欲しかった」「女の子でガッカリした」といった否定的なメッセージを聞かされ続けるのはとても辛いことでしたが、それでも辛い気持ちを我慢して父親の話を聞き続ける限り、一日に何時間もの間、大好きな父親からの注目が得られ、大好きな父親が自分に向かってずっと話しかけてくれたのです。

 

子どもが親に一番に求めるものは「あたたかい愛情」や「やさしい注目」です。

 

しかしながら、それらが通常のやり方で得られないとなると、しばしば小さな子どもは親を怒らせるような言動(いたずら)をすることがあります。

 

なぜなら、たとえ「叱責」や「体罰」のようなネガティブな関わり方であったとしても、大好きな親からの注目を得られることには変わりがないからです。

 

小さい子どもにとって親から叱られたり叩かれたりするよりも、もっと、もっと、本当に辛いのは「親からの無視・無関心」なのです。 

 

 

【事例 その2】「恋愛・結婚」

 

独身女性のB子さん(38歳)は、職場でもプライベートでも異性との出逢いのチャンスがなく、「彼氏が欲しい」「結婚したい」と強く願いながらも、なかなか思うようにうまくいきません。

 

ところが、最近、心理学を勉強するようになって、過去の異性との人間関係を振り返ってみたところ、実は恋愛へと向かわないように(無意識のうちに)自分で仕向けていることに気づき始めました。

 

今まで好きな男性ができたときも、「ほら、今までもそうだったし、今回もそう。やっぱり彼も私のことを女性としては見てくれてはいないんだ」と勝手に結末を決めて、好きな男性がいる前では道化役を演じ、自分で決めた予測可能な未来に自分を当てはめていたことに気が付いたのです。

 

この予測可能な未来の結末は、慣れ親しんだパターンなので、未知の恐怖を避けることはできますが、決して幸せをもたらしてはくれません。

 

さらにカウンセリングを通してB子さんが発見したのは、彼女の中に異常ともいえるほどの男性恐怖症(⇒トラウマの影響)があることでした

 

B子さんは、あるときは「なかなかタイプの素敵な人がいないんだよね。私、面食いだから・・・」と理想の男性との出逢いがないことを嘆き、また別のあるときは「あの人は素晴らしすぎて、私なんかじゃちょっと・・・・・」と自分が理想の男性には不釣合いであると主張し、いずれにせよ、「自分にピッタリの男性との出逢いがないから恋愛できない」という言い訳を繰り返すことで、自らの男性恐怖症との直面を避けていたのです。

 

人は予測不可能な状況の中に身を置くと、不確実な未来への不安からストレスを感じて、ビリーフの中で決められた通りの自分を演じます。

 

そうすることで未来を予測可能なものへと変えて、安心を手に入れるのです。

 

事実は、理想の人も、そうではない人も、さまざまな人との出逢いが人生の中では起こります。

 

しかし、もしあなたのビリーフが、「本当の私を知ったら、人(男性)は私を嫌いになるに違いない。だから、どうせ嫌われるのなら、後から傷つくことがないように、初めから恋愛をしないようにして自分をショックから守ろう」と、恋愛対象になりうる男性を除外するなら、まさにその理由であなたにピッタリの素敵な男性があなたの人生に登場することはありません。

 

それは他ならぬ、あなたのビリーフが決めていることです。

 

これは何も人との出逢いだけに限ったことではありません。

 

「ある人の人生は失敗して損をする、別のある人は成功して得をする」、本当はそんなことは絶対にありません。

 

あなたの元にやってくる無数の人々や、あなたの周囲で起きる無数の出来事を、あなたが自分のビリーフに合致するように都合よく分類して意味づけし、あらかじめビリーフによって決められた結末をもたらすように反応しているだけなのです。

 

事実、子どもの頃からずっと過酷な環境に育つと、

 

「自分がひどい扱いばかりされても仕方がない」

 

「自分がひどい扱いを受けるのは当然だ」

 

といつしか思うようになります。

 

すると、他人からうれしい言葉やあたたかい言葉をもらっても耳に入りませんし、優しくされたり愛情をもらっても素直に受け取ることができません。

 

それは「単なる例外的な出来事」「私の人生にはありえないこと」として、無視されてしまいます。

 

その一方で、他人からひどい扱いを受けると、

 

「ほら、やっぱり、私はいつもこういう目に遭うんだ・・・」

 

と他人から大切に扱ってもらえない自分に対して、辛いながらもどこか納得してしまうのです。

 

イジメやパワハラ、セクハラ、夫婦間や恋人間でDVを繰り返し経験する人は、このストーリーを持っている人です。

 

トラウマの働きによって自分のビリーフに合わない人物や出来事はすべて排除し、そうやって自分が持っているビリーフの正しさを証明しつつ、さらに既存のビリーフを強化してゆくのです。 

 

 

【事例 その3】「恋愛・結婚」

 

世の中には自ら進んで不幸を選択する人たちがいます。

 

かつて、「結婚を望んではいるけれども、結婚できない」という悩みを訴える40代前半の女性クライアントがいらっしゃいました。

 

はじめは普通にカウンセリングをしていてなかなかその原因が分からなかったのですが、クライアントを軽いトランス状態に導いて年令退行を施したところ、以下のような驚きの事実が明らかになりました。

 

クライアントがまだ5歳のとき、お母さんがいつもは私のために歌ってくれていた子守唄を生まれたばかりの妹にも歌ってあげた。

 

それ以来、妹へのイジメを始め、お母さんには復讐を誓った。

 

親戚のおばさんが「〇〇ちゃんは明るくて可愛いね。大きくなったらきっとかわいいお嫁さんになって、お母さんが喜ぶよ」と言うので、

 

「お母さんへの復讐は、決して結婚してお嫁さんにはならないことだ」

 

と決断したのでした。

 

その後、カウンセリングを受けてお母さんが妹に同じ子守唄を歌ったことを許したクライアントは、約一年半後に結婚してお嫁さんになることができました。

 

親が亡くなるときに過去の出来事を自然と思い出し過去を受け入れ親を許して恨みから解放される人は多いのですが、そのときにできるのなら今でもできるはずです。

 

親が生きている間に親を許すことができれば、それに越したことはないでしょう。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

以上は、

子供の頃に経験したトラウマの影響によって、

本来は誰でも自然にできるはずの

幸せな恋愛・結婚ができなくなる

という事例でした。

 

 

 

次回に続く・・・

 

 

 

トラウマを解消して幸せな恋愛・結婚をしましょう!

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棚田

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