悩みの『●●』を理解することの大切さ

Uncategorized Jun 15, 2021

 

 

こんにちは、棚田です。

 

 

 

ビリーフチェンジシステムをはじめとする根本解決型のセラピーに共通するのは、悩みの『原因』を正しく特定することに重点を置いている点です。

 

悩みの『原因』を見誤ってしまうと、その後どんなにがんばっても、悩みが解消することはありません。

 

さらに、悩みの『原因』は、「セラピストだけがわかっていればいい」「クライアントは知らなくてもいい」というものではありません。

 

 

 

ビリーフチェンジシステムでは、セラピストとクライアントが協力して悩みの『原因』の正しい特定に取り組みます。

 

クライアントは自分の悩みの原因を理解することができると、自分自身をより共感的、かつ支持的に自己受容できるようになります。

 

すると、クライアントは問題解決のゴールに向けて積極的にチャレンジできる心の状態が整います。

 

言い換えると、強い自己否定の気持ちを持ち続けている間は、悩みを根本解決することは難しいと言えます。

 

そこで、ビリーフチェンジシステムのセラピストは、クライアントが現在の悩みと幼少期に作られた悪魔のプログラム(リミッティング・ビリーフ)の起源とを関連付けて理解できるように手助けします。

 

クライアントは、自分の悩みがどのような理由で形成されたのかを理解することができると、悩みに関して自分を責めるのではなく、むしろ、今まで問題を抱えながらも何とか生き延びようとしてここまでがんばって生きて来た自分に対して共感的な労(ねぎら)いの気持ちを持てるようになるのです。

 

 

 

かつて、飲酒の問題を抱えた女性クライアントがいました。

 

彼女は幼少期、常に母親からストレスの捌け口として否定されたり、いじめられたりして、その結果、「私は愛されない」「私は価値がない」「私はダメで無能な人間だ」といった悪魔のプログラム(リミッティング・ビリーフ)を持つに至りました。

 

そのせいで彼女は、その後の人生において自己嫌悪感や無力感、罪悪感等のネガティブな感情に悩まされるようになり、そうした辛い感覚から逃れるために頻繁にお酒を飲むようになってしまったのです。

 

 

 

彼女の場合、自分がなぜアルコールに依存するようになったのかを彼女自身が正しく理解できたことで、アルコール依存症を自分の弱さのせいにして自責するのを止められるようになりました。

 

彼女にとって飲酒は、幼少期に身に付けた「私は愛されない」「私は価値がない」「私はダメで無能な人間だ」といった悪魔のプログラムによって引き起こされる心の痛みから自分を守るための数少ない手段の一つだったのです。

 

彼女は自分のアルコール依存症の『原因』を正しく理解したことで、深いレベルの癒しを経験し、その結果、何十年間にもわたって彼女を苦しめてきた自己嫌悪感や無力感、罪悪感といったネガティブな感情とサヨナラをすることができました。

 

しかも、自分自身のアルコール依存症の『原因』を正しく理解できたことで、同じくアルコール依存症を抱えていて自殺した母親の苦しみを心から理解できるようになり、ずっと憎んでいた母親に対して不思議と共感と感謝の気持ちが湧いてくるようになったのです・・・(後略)。

 

 

 

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棚田克彦

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