こんにちは、心理セラピストの棚田です。
「人生がうまく行かないなぁ」「生きるのがしんどいなぁ」という人は、以下に書かれている内容について、自分自身に当てはめながら読み進めてみて下さい。
何か変化のキッカケになると良いと思って書きました (^^)/
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人間の思考や感情、行動、そして、人生の重要な局面で行われる選択は、私たちが通常想像するよりも、ずっと大きな程度で「習慣」の結果によるものです。
習慣とは、無意識的に自動的に繰り返されるパターンであって、頭でよく考えて、そうしようと決めてやっているわけではありません。
あなたの人生に重要な影響を与えうる習慣について考えてみましょう。
あなたが人生で無意識に繰り返している行動や選択のパターンが、あなたの人生を形作っています。
人生で繰り返している無意識のパターンは、「ビリーフ(思い込み、固定観念)」によって作り出され、自動化されています。
私たちはみな、「自分はどのような人間か」「他人はどういう存在か」「人生とはどのようなものか」「何が真実か」「何が価値があるか」ということについて、強固なビリーフを持っています。
あなたは普段、そうしたビリーフが主張する内容の真偽を疑うことなく、自分がビリーフを持っていることさえ知らずに、自動的に、習慣的に、ビリーフに基づいて考え、感じ、行動しています。
ビリーフの影響で繰り返される無意識の習慣は、あなたがまだ小さい子どもの頃、遠い過去に学習した古いパターンです。
そうした習慣(パターン)は、主に両親をはじめとする家族のメンバー達との関わりの中で身に付けたものです。
親や周りの大人たちの言うことや、自分がやっていることの意味を正しく理解したり検討したりできないようなまだ小さい子どもの頃に、自分が家族の中で「生き延びるため」「愛されるため」に何が役に立つのかを試行錯誤を通して学習したものです。
そして、その学習した結果は、無意識の心の中深くにビリーフとして刻み込まれ、あなたは子どもの頃に身に付けた習慣(自動化された反応)を、大人になった今も繰り返しています。
それは、小さい子どもの頃から大人になった現在に至るまで、終始一貫してあなたの中で自動的に働き続けていて、あなたの気付かないところで、あなたの全ての思考、感情、行動に影響をおよぼし、あなたの人生を決定しています。
そうしたビリーフや、ビリーフによって作り出された習慣の中には、大人になった現在のあなたには害のあるものや、もう役に立たなくなったものがたくさんあります。
周囲の人間関係や環境が変化し、あなたはもう無力な小さい子どもではなくなったからです。
にもかかわらず、まだ小さい子どもの頃に身に付けた自動反応の習慣は続いています。
なぜならば、習慣(自動化された反応)の元になっているビリーフが、現在もあなたの無意識の心の中に埋め込まれたままになっているからです。
悩みや問題、生きづらさを抱えているときに、それを自分一人の力で解決するのはとても困難ですが、その一番大きな理由は、「自分の無意識の心の中がどうなっているのかを、自分一人の力で知ることは非常に難しい」からです。
「自分の内面(心)から目を逸らせるのが当たり前になっている」という人もいるでしょう。
自分の内面に意識を向けると、「劣等感」や「孤独感」「無力感」「空虚感」「寂しさ」「怒り」「悲しみ」「恐れ」といった否定的な感情に向き合うことになってしまうからです。
しかし、自分の内面と向き合わなければ、問題の原因に気付くことも変わることもできないので、自分自身の内面から目を逸らしている限りは、同じ悩みや問題を一生抱えて生きることになってしまいます。
実際、「私は劣っている」「私はいつも一人ぼっち」「誰も助けてくれない」「私は愛されない」「生きていても仕方がない」等と感じながらも、その原因に向き合うことを避けて、自己否定感や罪悪感を抱えたままの状態で生きている人は世の中にたくさんいます。
「本当は自分のことをどのように見て、どのように考え、どのように感じているのか」「それはどうしてなのか」「そのままの状態で良いのか」等、まったく気付くことも理解することもなく、見て見ぬフリをしながら、それによって支配されながら生きています。
ビリーフは無意識の心の中に存在して、自分一人ではなかなか気が付かないものです。
しかし、あなたの思考や感情、行動、そして、人生の重要な局面で行われる選択のほとんどすべては、ビリーフの影響で自動化されています。
それは習慣なので、意識したり、考えたりしなくても、自動的に起こります。
例えば、「人を信じてはいけない」「人は自分を傷付ける」というビリーフを持っている人は、自分のビリーフに気付いていようと、気付いていまいと、他人を信じることができません。
人に会うや否や自動的に「この人は自分に危害を加えるのはないか」「この人は私を騙したり、利用するのではないか」と相手を疑い、不安や恐怖を感じて防衛の構えを見せます。
当然、他人に心を許したり、自分の本音を人に話すことはありません。
しかし、そのことが人生においてたびたび繰り返される人間関係のトラブルの原因になっていることや、自分で自分を幸福や成功から遠ざけていることに本人は気が付いていません。
おそらく、「自分の悩みや人生がうまく行かないのは、信用できない相手のせいだ」と思っていることでしょう。
また、「私は無力である」「私は自分一人では生きてはいけない」というビリーフを持つ人は、「人からの支持を失うのが怖くて、人の意見に反対できない」「相手の方が間違っているときでも、つい相手に合わせてしまう」という人生を知らず知らずのうちに一生涯にわたって繰り返します。
「私の気持ちや辛さに気付いて理解してくれる人は誰もいない」「だから私は一人で生きて行く」というビリーフを持つ人は、何か困ったことや辛いことがあったときでも、誰にも相談せずに自分一人の力で問題を解決しようとしたり、ただじっと我慢して困難が過ぎ去るのを耐え忍びます。
結果、誰も助けの手を差し伸べてくれないことに憤慨したり、悲しい思いを繰り返します。
あなたが似たような悩みや問題を繰り返し経験するのは、あなたの中に無意識的で、習慣的な、自動反応のパターンを作り出す「原因」が存在するからです。
あなたの中に「原因」が存在しないものは、繰り返しようがありません。
あなたの身に起こることは、あなたの中に「原因」が存在するから起こります。
あなたの中から「原因」が無くなれば、それは起こらなくなります。
無意識の心の中に存在して「思考」「感情」「行動」を決定しているもの、それは「ビリーフ」です。
ビリーフは、あなたが子どもの頃に作られたもので、子どものあなたが父親や母親から愛されたり、家族の中で生き延びるために必要だったものです。
ところが、あなたが成長して大人になった現在、あなたの自由な思考や感情、行動を制限し、不必要な悩みや苦しみ、病気等を生み出す原因になっています。
かつては「両親から愛されるため」「家族の中で生き延びるため」の意識的な選択だったのかもしれませんが、今となっては完全に自動化されて、無意識レベルの習慣になっています。
あなたの人生を決定付ける重要な行動や選択、人間関係の大部分は、あなたの意識の外で起きています。
ですから、「悩みや生きづらさから解放されたい」「人生を変えたい」と思ったら、まずは意識の外にあるビリーフを意識の内に持ち込まなくてはなりません。
意識の外に存在して気が付いていないものは、どうにも変えようがありません。
意識の外にあるビリーフは、それについて考えることも、その真偽を疑うことも、それとは違うやり方を試してみることも、何も手の打ちようがありません。
無意識の心の中深くに埋め込まれた問題あるビリーフを取り除く(書き換える)ためには、「最初の一歩を踏み出す勇気」と「腕の良いセラピスト」、そして、変化を体験する際に必要な「安全で安心できる環境」が必要です。
ビリーフチェンジにおけるセラピストの役割は、まず、あなたの悩みや病気、生き辛さの原因となっている無意識のビリーフを正しく特定して意識化のお手伝いをすることです。
ビリーフチェンジのセッションで取り扱うコア・ビリーフは24つあります。
悩みや病気、生きづらさの原因になっているビリーフを正しく特定して書き換えることができれば、あなたは問題から解放されます。
しかし、すでに述べたように、たいていのビリーフは意識の外(無意識の心の中)に存在するので、自分が持っているビリーフを自分一人の力で特定するのは容易なことではありません。
問題の原因となるビリーフを特定できたら、次にやることは、長年抱えてきた「劣等感」「孤独感」「無力感」「空虚感」「寂しさ」「怒り」「悲しみ」「恐れ」等のツラい感情の重荷を下ろすことです。
ここまでをやるだけでもずいぶんと生きるのが楽になって、グッと幸せを手元に引き寄せられることでしょう。
そして最後に、時代遅れで役に立たなくなった古いビリーフを新しいものへと書き換えた後、新しいビリーフによる新しい習慣を体験し、心が満たされる体験とともに変容を強化します。
セラピー後の日常生活では、セラピー中に体験した心地の良い新しい習慣を結晶核として、新しいビリーフに基づいた新しい思考、新しい感情、新しい行動を雪ダルマ式に成長させます。
それは、あなたを幸福や健康、成功へと導く新しい自動反応の習慣を獲得するためのプロセスです。
無意識の心の中にあるビリーフが書き変わると、あなたが見る自分自身や、あなたが見る他人、あなたと周囲との人間関係、あなたが見る周りの世界、あなたと世界との関わり方・・・・・等々、あなたが体験する全てが変わります。
ここまで到達した頃には、あなたは非常に深いところから変容している全く新しい自分に気が付くことでしょう。
ビリーフチェンジのセッションでは、こうした一連の変容プロセスを、セラピストからのサポートを受けながら、セラピストと一緒に協力して完遂します。
(後略)
都市部を中心に発令されていた「緊急事態宣言」が解除されて、しばらく時が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?
全国のコロナウイルス検査の陽性者数の推移を見ていると、まだまだ安心できない状況が続いているようです。
とはいっても、先週、東京で朝夕のラッシュの時間帯に電車に乗ったら結構な人の数でした。
自宅近隣の飲食店街も、徐々に賑わいを取り戻しつつあります。
たしかに、コロナ騒ぎが完全に収束するまでにはまだ数年は必要でしょうし、心配ばかりして何もしないでずっと家の中に閉じこもっているわけにもいかないですね。
ということで、非常に怖がりの私もおっかなびっくりしつつ、一般向けの公開セミナーを徐々に再開することにしました。
最大限に安全に配慮をしながら、最初は小さくスタートします。
まずは、多くの方から開催のリクエストをいただいていた「ライブカウンセリングセミナー」を東京で5/15(土),16(日)に開催します。
「参加者の中から希望者を募り、時間の許す限りできるだけたくさんの方にビリーフチェンジのセッションを受けていただく」という、とてもシンプルなセミナーです。
実際のビリーフチェンジのセッションを受けてみたい方、生でビリーフチェンジのセッションを見てみたい方におすすめです。
とりわけ、他所で心理セラピーやカウンセリング、スピリチュアル等々に取り組んできたけれども、変化が見られず行き詰まりを経験されている方はご参加下さい。
きっとお力になれると思います。
詳細とお申し込みは以下のURLからお願いします。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
2021年05/15(土),16(日)「 ビリーフチェンジシステムライブカウンセリングセミナー(東京会場)」
https://www.tanada-katsuhiko.com/offers/GcVCQYHr
棚田 克彦
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